1954-09-07 第19回国会 参議院 郵政委員会 閉会後第1号
第三に、振替貯金料金の引上げが利用状況に如何に影響したかということにづいて調べたのでありますが、仙台郵政局管内の口座数は四月末で二万七千四百九十九口、金額二億四千五百万円であり、少しずつ増加の傾向を辿つておりますが、本年四月及び五月の受払状況は昨年に比し、四月二万三千件増、五月一万六千件増、率にして約九%強の増加を示し、又払出においても四月、五月ともおのおの三千件増、率にして約十三%の増加を示しており
第三に、振替貯金料金の引上げが利用状況に如何に影響したかということにづいて調べたのでありますが、仙台郵政局管内の口座数は四月末で二万七千四百九十九口、金額二億四千五百万円であり、少しずつ増加の傾向を辿つておりますが、本年四月及び五月の受払状況は昨年に比し、四月二万三千件増、五月一万六千件増、率にして約九%強の増加を示し、又払出においても四月、五月ともおのおの三千件増、率にして約十三%の増加を示しており
○塚田国務大臣 振替貯金の料金改訂は、これはいたしましてもごくわずか、三億程度しか増収の見通しはないのでございまして、これをこの機会に考えましたのは、そういう増収ということを目当にしておるというよりは、この振替貯金料金は、同じ種類の民間の業務においての料金と比較いたしまして、かなり低くなつておりますので、そんな点をむしろ是正をしてバランスをとるという考え方の方が主になつておるので、これを考えたわけであります
○片島委員 これは一般会計からの繰入れの問題もございましようし、さらに六項目に書いてありますが、振替貯金料金の改訂をしたいという考えのようでありますが、振替貯金の料金の改訂の程度は、この程度では歳入の増というものは知れたものである。
それから御質問のいま一点は、今回の振替貯金料金の引上げが、どういう原因で引上げせざるを得なくなつたのだろうかという御質問であります。これは物件費と人件費の増の原因を申し上げたわけでありますが、その人件費と物件費の比率がどういうようになつているか、こういう御質問だつたのであります。これは七割が人件費で、三割が物件費という状況に相なつております。
それはこの振替貯金料金の二割四分の研上げによりましてまかなえる、こういう計算であります。